事故後の流れと整形外科に行く必要性

「事故をしたのですが通院できますか?」こんなお問い合わせがよく来ます。

当院では事故後の流れもお電話口でしっかり説明させてもらっていますが、こちらがまず第一に確認することは「整形外科は受診しましたか?」です。

お怪我の治療や車の修理など、事故後の流れとなぜ整形外科に行かなければいけないのか説明していきます。

事故後の流れ

交通事故に遭った場合、まず警察の方を交えて事故の説明を受け、当事者同士で連絡先を交換し現場での事が完了します。

その後、重要になってくるのが、「通院はするのか」と「車の修理はどうするか」です。
この二つに関して「自分の任意保険会社へ連絡」することですべて解決します。

自分の任意保険会社に連絡すれば相手方の保険会社とも話を進めてくれて、ご自身の今後についてもすべて説明してくれますのでまず連絡しましょう。

そして内容をしっかり把握してください。
またこの時点で不安や疑問に思っていることはすべて聞いてください。

任意保険会社さんとの話の流れで怪我の有無を確認されます。怪我がある場合、そう伝えるとご自身が希望する病院への通院を促されます。

後日、相手方の保険屋さんから連絡があり、その担当者さんと通院する病院やその他の補償制度を進めていく流れになります。

通院する際は、担当の保険会社さんへ通院の意思と病院と整骨院を伝えてください。
そうすることで、保険屋さんから病院と整骨院に連絡が入り患者さんの窓口料金が0円で対応できるようになります。

そこで重要なのが保険屋さんへ通院する病院の連絡はまず整形外科(病院ならどこでもOK)です。

なぜ最初は整形外科なのか

交通事故治療をするために整骨院に通うためには、まずその事故で怪我をしたという診断を受けなければなりません。

その診断を出来るのはドクターでなければいけないのでまず整形外科(病院ならOK)に通院することが必要です。
その診断をもとに整骨院で治療をしていきますので整形外科と整骨院の併用通院は可能です。
ご安心ください。

また診断を受ける事で保険会社さんが把握できるという事もありますし、診断をしてもらうことで診断書が発行できますので、警察に提出することで物損扱いから人身扱いに切り替えることもできます。

そして重要なのが整骨院のみの通院ですと、事故の怪我という証明になりずらいため、治療を許可してくれる期間が短くなる可能性が高いです。

さらに6か月以上の通院になった場合、後遺障害慰謝料の対象になりますが判断するのはドクターなので通院していないのに6か月経ってから受診しても受け付けてくれません。

こういった様々なことに必要になってくるのでまずは整形外科(病院)に一度通院してください。

交通事故に関する知識

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